あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

のらくろ

のらくろ上等兵 (1969年)のらくろ上等兵 (1969年)
(1969)
田河 水泡

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コミックスサイズじゃなくてちゃんと箱までついてるシリーズを図書館で読みふけってきました。

うーん、昔の作品ながら面白い…ネタとしてはやはり戦前漫画、軍事とか軍隊に所属する「野良犬黒」ことのらくろが猛犬連隊にて戦果を挙げてだんだん進級・出世し、その活躍と失敗を面白おかしく綴ってあるまさに日本を代表する国民的漫画。

昔の装丁、言葉遣いやコマ割り、色塗りそのままなので時折難しい言葉遣いが出てきたり読めない漢字がバカスカ使われてたりするんですが、可愛い犬たちがたくさん登場します…が、やってることはなかなか真面目で戦争と軍隊がその時代の舞台背景なだけあって時にリアルな表現も。

高射砲なんか出てきた時はあまりのギャップに吹きました。

のらくろたちの猛犬連隊の他、チンパンヂーやゴリラ、ライオン、豚や河童などあらゆる動物たちをまた軍隊として扱っており、時折他の軍と戦争したりするシーンもありました。

当時の子供たちはこういう漫画読んでたんだなぁ、と面白く読む中でそう思ってしまったり。また、漫画とはまた別に作者氏の趣向なのか時折の話の中で「読者様へ」というわけで騙し絵とか迷路が出てきたりもします。

今読んでもそん色ないほど面白かったので見つけた人は是非。