あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

映画 in最高の人生の見つけ方

最高の人生の見つけ方 [DVD]最高の人生の見つけ方 [DVD]
(2010/04/21)
ジャック・ニコルソンモーガン・フリーマン

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久しぶりに泣ける映画見たよ…。

結末が分かるのに面白い、なんて映画は数少ないですよね。

物静かで読書好きな修理工カーター・チェンバーズ(モーガン・フリーマンとかんしゃく持ちで気難しい病院経営者の大富豪エドワード・コール(ジャック・ニコルソン。この対極に位置するような二人の初老の男にはある共通点がありました。ガンにおかされて余命残り六ヶ月ということ。

カーターは「死ぬ前にやることリスト」というものを作って死を受け入れようしますが、それに目をつけたエドワードはそこに書かれたリストを実行に移そうと奮起。二人はこっそり病院を抜け出してスカイダイビングやカーチェイス、世界一周旅行などの夢を達成させていきます。

最後に再び故郷に戻ってきた二人。まだ終わりきらない「やることリスト」でしたが、病魔は確実に二人の前に立ちはだかります。


「死ぬ前にやることリスト」を達成させていく二人の姿も生き生きしていて見所ではありますが、私はやはり"世界一の美女とキスをする"をエドワードが達成するシーンで涙が来ました。

当初にカーターから「そんな女とどうやってキスするんだよ」と突っ込まれていた伏線があったせいもありますが、ガンコで気難しいエドワードが本当はいつまでも思い描いていた自分の娘と孫娘との再会を決意した姿はやっぱり一番最高なシーンだったと思います。

映画の途中でも二人の掛け合いというか怒りっぽくて皮肉屋のエドワードとそれを穏やかに聞き入れるカーターの二人の漫才みたいなやり取りに思わず苦笑してしまったり。はまり役という意味でも二人の息がぴったりで見ていて自然と笑みがこぼれたりして共感してしまうシーンもありました。

多くは語らなくても分かり合える親友。羨ましいですね。

エドワードがカーターの葬式演説をするシーンから始まってラストで二人の骨がちゃんと希望通りナッツ缶に入れられてしかも誰もが納得する最高に見晴らしの良い山(エベレスト)の上に埋められる……という流れには泣きっぱなし。

エドワードの「ほんの数ヶ月前までカーターが他人だったとは思えない」というセリフには心底ぐっと来ました。あの他人を蹴落としてのし上がってきたようなエドワードの口から出た言葉とは思えないという意味でも感動しました。

死ぬ前にやること、その一番は「心の底から信じあえる親友を見つけること」かもしれませんね。