あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

映画 n HACHI 約束の犬

HACHI 約束の犬 [DVD]HACHI 約束の犬 [DVD]
(2010/01/27)
リチャード・ギアジョーン・アレン

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目から汗が止まらないよ!

ある手違いで大学教師をしているパーカー・ウィルソン(リチャード・ギアの元に訪れた秋田犬、ハチ。妻の反対も乗り越えてついにハチを飼い犬としたパーカーに対してハチは相棒のように付き従って成長、毎日のように大学に向かうパーカーについて駅まで送り、また出迎えていた。パーカーとハチは毎日の暮らしの中で親交を深めていく。

ところがパーカーが突然死去。ハチは家族たちに言い聞かせられてパーカーの娘の家に預けられるが、隙さえあれば飛び出して毎日のようにパーカーを待っていた駅へと向かい待ち続けてしまう。

ついに全員が諦め、駅員や駅前のホットドッグ屋に見守られながらハチは毎日、毎日、ご主人様のパーカーが戻ってくる時間にひたすら駅前に座り込み続ける……。


忠犬ハチ公の欧米版であり、リメイク作品。

雨の日も雪の日も、夏の日も冬の日もひたすらに死んだご主人を待ち続けやがて死んで行った秋田犬、ハチ公。今では彼が待ち続けた渋谷駅には立派な銅像があるほど有名な話ですが、欧米版となりまた違った味わいが出ているのが特徴。

特にパーカーとハチがふれあうシーンは見ていてほほえましい。陽気なパーカーはボールを取ってこないハチに自らボールをくわえて持ってきてみせたり、マッサージだと称してハチの身体を揉み解してやったり、スカンクと決闘したり。

そんなふれあいがあるせいで、ラストシーンで「今帰ったよ、ハチ」とやってきたパーカーに飛びついていくハチの健気な姿はマジに鳥肌+涙。

人間の「愛玩犬」ではなく、「相棒」であり「仲間」である日本犬。映画の中で「秋田犬は人類が最初に出会った友であり仲間」という紹介がありますが、これが本当なのかどうかはともかく頷いてしまいました。

また日本版には見られないエピソードも追加されており、きちんとハッピーエンドで終わっているのも特徴です。

パーカーの娘の息子、つまりパーカーの孫がまたハチと同じ秋田犬を自分の愛犬として連れ添っているシーンが最後に出てきてまた感動しちゃいました。

そしてこの物語の本来の主役は日本に実在した「ハチ公」だというメッセージでエピローグとなります。このあたりの流れもまた良い。

「遊び合う友達」ではなくて「苦楽を共にする仲間」として見るとまた違った雰囲気を犬から感じ取れるかもしれませんね。