あるひまじんの日記

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映画 in踊る大捜査線 ヤツらを解放せよ

踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! スタンダード・エディション [DVD]踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ! スタンダード・エディション [DVD]
(2011/02/02)
織田裕二深津絵里

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やっとこ借りて見ましたよ。

なんだかあれこれが同時展開しすぎてちょっと忙しかったですが、ドラマ版や映画版のストーリーが回収されていて長期のファンこそ楽しめる内容になってます。

来る春に向けて新築された新湾岸署。青島(織田裕二すみれ(深津絵里の所属している旧湾岸署では大引越しの大騒動が起きていた。係長になった青島は引越しの責任者となって奮闘するが、そんな中で二件の不可解な事件が起きる。

バスジャックとネットワークでセキュリティ管理されていたはずの金庫の開錠がその事件だったが、被害者も金品の強奪も無く目的も不明なこの二件、しかしこれが湾岸署全職員のみならず本店の人間たちをも騒然とさせた大事件の発端だった……。


映画版(特にTHE MOVIE1)が主として続編的な位置にありますが、それ以外にも交渉人 真下正義とか逃亡者 木島丈一郎などの登場人物がちらほら出てきたり協力したり。映画版の踊る大捜査線の一連シリーズの総集編といった意味合いもありそうな気がしました。

それ以外のパロディネタもふんだんに盛り込まれている様子。

そしてやっぱり長さんこといかりや長介が演じていた和久さんの甥っ子、和久伸次郎(伊藤淳史が登場して和久ノートならぬ和久さんの名言や残した言葉を宣言している、というのもなかなか憎い演出。小ネタながらもシリーズを通してのファンのみならず長さんファンならば泣いて喜びそうです。私も泣いた。

他にも前半の主犯人役だった須川圭一(森廉は実は踊る大捜査線ドラマ版の第一話でゲームセンター窃盗事件を起こした小学生として登場してたりするのもまた憎い。

忘れちゃいけない室井さん(柳葉敏郎警察庁長官官房審議官なんて物凄い役職になってちょろっとながらも登場。青島の質問に対して東北弁で返すとかこれまた憎い。柳葉敏郎の素の顔はとても明るい人っぽいのに踊る大捜査線では気難しい役だから、映画第一作目が公開された当時インタビュー映像を見てかなりの違和感を覚えたんだっけなぁ。懐かしい。

さて事件の内容ですが、やっぱりネットとかサイバー関係が主体になったなあとつくづく実感しました。TEH MOVIE1で犯人役だった日向真奈美(小泉今日子が黒幕という展開な時点でやはりネットが舞台か、と思いましたが、2ちゃんねる風味の掲示板やサイトなど登場していると現実味がますます増してきます。冒頭のバスジャック事件もネオむぎ茶事件を模しているのだろうし。

ラストに日向真奈美をネットで信奉する信者たちが現れたり、その真奈美自身も「圭一(と同じ志を持つ者たち)はいるよ。至る所に」というセリフも不安を残すものとしてまとまっていたり、新たな敵役(?)として鳥飼誠一(小栗旬が青島に反対意見を突きつけたり、真下正義ユースケ・サンタマリアが新署長になったり……といろいろ中途半端なラストで終わってしまいました。

うーん消化不良だなーとウィキペディアを見ているとどうやらこの作品、「新・踊る大捜査線第一話」みたいなノリで作られたものらしい。これはこれはつまり、もしかしたらドラマ版か映画版かは分からないまでもまだ続編が作られる可能性があるって事ですよね!?

私もドラマからずっと見ていますが、「踊る大捜査線」というテレビドラマが始まってからもう14年……いちドラマがここまでの発展を遂げた事など今まであったのだろうか。変なタイトルのドラマだなー、でもちょっと見てみようかなー、と思っていた頃がまた懐かしい。

織田裕二深津絵里を初めとした役者の方々と監督さんスタッフさんたちはまだまだ頑張ってもらって、続編の製作に期待してます。とっても楽しみ。