あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

小説 in MOTHER

MOTHER(マザー)―The Original Story (新潮文庫)MOTHER(マザー)―The Original Story (新潮文庫)
(1989/08)
久美 沙織

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現在進行形で読んでますよ!

「オリジナルストーリー」というわけでちょっと不安だったのですが、さすが久美さん、御伽噺のような雰囲気を出しつつもファンタジー小説として可愛らしくまとめてあって読みやすい。

まあちょっとばかり設定的なものが気になってはいますが、キャラ関係だけはゲームとは別物として考えて読めばまったく関係ないです。

まだ最後まで読んでないのですがちょっとネタバレ。

主人公はケンとして登場しますが、これはデフォルトの名前だったのだろうか。公式サイトを見てみましたが「ぼく」という名前で紹介されているだけで特に公式的な名前がないみたい。やっぱり久美さんのオリジナルネームでしょうな。

性格は不良っぽい喘息持ちな野球少年というわけでかなりイメージが違った。w MOTHER2小説もチラ読みしてみましたがあちらのネスは普通に勇敢で素直な少年みたいなのでこれもオリジナルなのでしょう。だいたい「ぼく」なんて一人称じゃなくて「俺」だし、アナやロイドと喧嘩しっぱなしだし。

驚いたのはパパが世界経済の最先端で仕事していて世界平和のために一枚噛んでいるという設定。電話でちょこちょこ連絡を取る事はつまりパパから情報収集しているという事になっていました。セーブじゃなくて。w

アナ黒髪三つ編みの女の子、というわけでまたしてもイメージが違うなあと思ったら性格はそのままでした。可愛くてちょっと強気で優しくて。久美さんらしくラブストーリーっぽいものもちょろっと入っているのですがアナの心象風景がうまく描かれていておいおい青春してんなあ、と思ってしまいます。w

ちなみにこの小説はアナの視点で語られています。そのためかゲームストーリーであるマザーズデイ~スノーマンまでの旅は割愛されてしまってます。一応アナがPSI能力でケンの行動を視ていた、という設定なのですが端的に冒険譚が語られるだけで詳しい話はやっぱり割愛。

個人的には動物園やダンカン工場の一件なども読んでみたかったのですが、仕方ないですね。

ロイドはそのままでした。久美さんはロイドとかジェフに思い入れがあるのだろうか。

両親の設定がまた面白い。一応ゲームでは湿地帯のゴミバケツにロイドのパパが入っていたという展開でしたが、小説ではちゃんと普通の博士として存在していてケンのパパ同様に電子工学分野で最先端技術を持っている、といった設定。ジェフのパパのアンドーナッツ博士を連想してしまいますな。

またロイドのママが重病を患っていて、ロイドはカンラン花という薬を求めて旅をしているという顛末も語られます。ロイドはまた、家におらずママの看病もせず研究畑で仕事しっぱなしのパパに反発心を抱き、エディプス・コンプレックスを見せてパパとまったく違う生き方をしようとするフェミニストっぷりも発揮してたり。w

MOTHERはファミコンRPGでもかなり難しい部類に入ったような記憶がありますが(「星をみるひと」など別の意味で難易度が高いRPG除く)、移植ではなくリメイクしてくれないかなあ。

実はGBAMOTHER3も生産終了したようで中古もプレミア価格になってしまいました。MOTHER1、2はGBAでセットになったソフトがあったりWiiのVCでもDLして遊べますが3はこのまま消えてしまうのだろうか…ちょっと寂しい。

早いところ読み終わってMOTHER2小説も手を出したいところです。ついでにゲームもシリーズまとめてニューゲーム!暇さえあれば……orz

1は大変ですが2→3はもう一度やろうかなとか考えてたりするのでやっちゃうかもしれませんけどね。w