あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

三が日とは延々と映画を見る日々その2

ひたすらに映画を見る見る見る!

積んでたのもついでに消化してました。

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(2010/04/21)
イライジャ・ウッドロビン・ウィリアムズ

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松田翔太塚本高史

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ナニーマクフィーと空飛ぶ子ブタ [DVD]ナニーマクフィーと空飛ぶ子ブタ [DVD]
(2011/11/02)
エマ・トンプソンマギー・ギレンホール

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ザスーラ [DVD]ザスーラ [DVD]
(2006/04/16)
ジョシュ・ハッチャーソン、ジョナ・ボボ 他

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↑見たもの。

ハッピーフィート

極寒の地である南極に住むのはメンフィスとノーマ・ジーンという二羽のコウテイペンギンのつがい。彼らコウテイペンギンにとって人生に必要不可欠なのは「心の歌」。メンフィスとノーマ・ジーンは共に最高の歌い手でありその二人の子供にも期待が寄せられるが、生まれたのは歌がドヘタでもタップダンスの得意なマンブルという男の子ペンギン。しかし踊りそのものを否定するコウテイペンギンたちはマンブルを遠ざけてしまい、やがてマンブルは同い年の女の子ペンギン、グローリアに見送られる中追放されてしまうが……

フルCGアニメですが、随所にペンギンたちによる往年の欧米歌手のヒットソングがジャンルを問わずに挿入されているので特に洋楽が好きな人には二倍の意味で楽しめるかもしれません。

一方でマンブルの半生を描いたストーリーもなかなかに感動的。アイス・エイジのような「自分の世界を見つける」みたいな壮大なストーリーではないものの、敵でもある人間たちと和解するというコウテイペンギン社会ではありえないような話を現実のものにしてしまった、というファンタジー物語としても面白いのです。日本吹き替え版でしたが、各声優役さんたちのアドリブっぽいセリフも楽しい。

イキガミ

「国家繁栄維持法」。この法律は国民に「生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的とし、その手段として若者たちを対象にしたある通知を出している。その通知とは「逝紙(いきがみ)」と呼ばれる死亡予告証である。およそ1000分の1の確率で選ばれた者は、紙を貰ってから24時間後には死んでしまう。

同名の漫画が原作のようです。スカイハイにも似たような生死を扱う作品なのですが、死を宣告されてそれが実行されるまでの間にどれだけの事が出来るか……といった事を問う作品です。主人公の藤本(松田翔太が不条理な世の中に疑問を抱きつつ「逝紙配達人」として逝紙を届ける仕事をしている中で出会った若者たちの生き様が刻銘に描かれています。

悪く言えば厨二病的なストーリー。でも私もこういったストーリーは大好きなのでいろいろと考えてしまうわけですが、MOTHER2「どうせタダでもらった命。拾うも捨てるも運次第」というセリフをつい連想してしまいました(このセリフ自体はなんでもないワンシーンでのものなんですが)。

一方でもし現実にこんな社会だとしたらどうなっていただろうと想像した場合、映画に出ていた田辺(金井勇太みたいに未来有望な人物、言い換えれば生きていれば国に貢献していただろう者も無差別に死んでしまうというのは本末転倒なのではないかとか考えてしまいます。一種のファンタジーとして捉えれば関係ないんですけどね。

ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ

前作(つながりはありません)「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」のシリーズです。

舞台はイギリスの田舎、グリーン家。ノーマン、メグシー、ビンセント(エイサ・バターフィールド、リル・ウッズ、オスカー・スティア)の三兄弟の育成と破綻寸前の家計とを切り盛りするのは母親のイザベル(マギー・ジレンホール)。そこに来訪したのが都会から疎開してきたいとこの二人、シリルとセリア(エロス・ヴラホス、ロージー・テイラー=リットソン)。育ってきた環境のせいで対立する兄弟たち、さらに夫であり三兄弟の父ローリー(ユアン・マクレガーが戦争から帰らないのをいい事に農場を売れと懇願してくる兄フィル(リス・エヴァンスとに阻まれてパニック寸前のイザベルの前に現れたのは、ナニー・マクフィー(エマ・トンプソン)。

前作も見ていたのですが、今回は兄弟のいさかいだけでなくいとこ同士の対立やその要因となった親の問題すらもナニー・マクフィーの魔法で一挙解決してしまうのがまた痛快でした。最初は汚い田舎に嫌悪ばかり見せていたシリルとセリアが成長する姿も良かった。彼の「家族がバラバラになるのは僕たちだけでもうじゅうぶんだから」というセリフはちょっとつーんと来ました。

また、ナニー・マクフィーが魔法だけでなくバイクの運転も並みならぬものを持っていることが判明した意味でも傑作。w

ザスーラ

ケンカばかりの兄弟、勝ち気で腕白なウォルター(ジョシュ・ハッチャーソンと素直だけど内向的なダニー(ジョナ・ボボ)。お父さんの取り合いをして言い負かされたダニーは屋敷の地下室で不思議なすごろくを発見する。興味本位で起動してしまったそのゲームは、「ザスーラ」と呼ばれる魔法の宇宙飛行ボードゲームだった。

あらすじを読むと前身作である「ジュマンジ」と非常に似ていると思いがちですが、蓋を開けてみるとまったく異なる作品だということが分かってきます。ジュマンジはゲームから多数の動物やハンターであるヴァン・ペルトが出てきて……という現実の街を巻き込んだパニック映画でしたが、ザスーラは屋敷ごと宇宙空間に放り込まれてしまうという隔絶された環境でのパニック。SF映画に近いものがあります。

また、ジュマンジではゲーム内に取り残されたアランが数十年ぶりの帰還を果たす、という二重構造のストーリーになっていましたが、今回の途中乱入のゲストである宇宙飛行士(ダックス・シェパード)の正体が実は……という意味でも別の物語という印象でした。やっぱりこの映画の主人公は弟を守る兄、ウォルターなんだろうなあ。