あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

街 inやっぱりハマった

見事にハマってしまいました。

一見こんがらがったシナリオに見える八人の主人公たちのストーリーがいろいろなところで繋がっていたりうまく伏線回収されていたりして読んでいて爽快になるほど。

想像していたサウンドノベルとは違っていたのですが、嬉しい喜びといいますか。

ザッピングシステムに関しては「かまいたちの夜3」と似ているので特に操作で戸惑うことはありませんでした。かまいたち等とは違って犯人逮捕・事件解決するのが必須のミステリではないため、バッドエンドになるのが当たり前というかひとりのシナリオだけ読んでいたのではバッドエンドにならざるを得なくなるというか。

他の主人公のシナリオも進めて適切な選択肢を選ぶことで別の主人公に活路が見出せる、ということを繰り返すのですが、とてもこのへんが作りこまれていて時間的スケジュールとも兼ね合わされていて面白い。

今のところどのシナリオも一日目夜くらいまでしか読み進めていませんが、個人的にはオタク刑事の雨宮桂馬の爆破犯人探しシナリオ「オタク刑事走る!」、謎の組織である七曜会の会員となってミッションをこなす篠田正志「七曜会」、ノイローゼ気味なプロットライターの市川文靖シュレディンガーの手」あたりが気になりました。もちろん他のシナリオも絡んでくるのでまだまだこれからが面白いのかな。全体では五日間の筋書きのようです。

前回も言ってたように文中の用語を選択するとうんちくの効いたヘルプがでてきてこれはこれで楽しい。単に渋谷や東京の地理にまつわる話のみならず、シナリオに出てくるいくつかの劇中劇のあらすじやトリビア的なものがたくさん。惜しむらくは一度ページスクロールしてしまうと文章を戻しても再ヘルプして閲覧できなかったりします。

そのページまで飛べば閲覧はできますけどね。

残念な点としてはやはりゲーム自体が10年以上前の作品であるため、出てくる用語やカット、全体的な雰囲気などが古めかしい印象であること。電子機器なんかもやはり当時のものが使われているためか、今ならICレコーダーを使うだろう場面でテレコ(テープレコーダー)を使っていたり、携帯もまだ普及しきっていない頃だったためか登場しません。PHSやポケベルくらいなら今後出てきそうな気はしますけど。

ところで当初、「街」というゲームはサウンドノベルだとは知っていましたがヤクザ同士の抗争と刑事との争いみたいなことを描いた二時間ドラマでよくあるようなストーリーのものだと思ってました。当たらずとも遠からずといったところではありましたが、もっとシリアスで殺伐とした大人向けのサウンドノベルかと思ってました。原作の小説かなんかがあってそれを再現したのかなあと。

かなりギャグ風味のシナリオも多く、むしろ元ヤクザ主人公のシナリオが一番ギャグが効いていると思うというなかなかに予想外な展開。これはこれで楽しいので何にも文句はありませんが。w