あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

gunsooさん、BASTARD!!を一気読みする

BASTARD!! 1 (ジャンプコミックス)BASTARD!! 1 (ジャンプコミックス)
(1988/08/10)
萩原 一至

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前々から気になっていた漫画である「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」。

というかベルセルクとか同様に20年以上の長期スパンで展開している作品なわけで、私もまだ週間ジャンプを定期購読していた頃にチラッと読んだ事があったりするんですよね。

といっても全容ストーリーはまったく知らなかったわけで、今回コミックスを最新巻までまとめ買いしたのですが……

すみません、読んでも分からなかった(つд∩)

なんと「D.S.(ダーク・シュナイダー)は今何をしているのか」がまったく頭に入ってこないという最悪の展開に…。

決して作者の萩原さんを貶しているのではなく、私の頭がどうやら鈍り過ぎているらしいのです。

BASTARD!!の評価コメントで時折見かける「ストーリーが飛び過ぎ」というものは、確かにあるのかもしれませんがそこまで支離滅裂になるほどのものではありません。一応(?)時系列でまとめられていますし、戦闘場面になれば結末までしっかり描いてあります。

また同様に多い「エロ過ぎ」というのも、まあちょっと最新巻である27巻はかなりエロエロページばかりでビビる程でしたがこれは一巻とか序盤の頃からチラチラとあった事ですし、取りざたすには今更的な気もします。

そりゃあ週間の頃は編集さんたちからガンガンに言われていただろうと思われますが、こうして月日が経過してなおも続いているという功績(?)を称えて、あとは萩原さんの好きなように進めて欲しい、としか言えなくなってくるのが現状。まあこれはベルセルクの三浦さんにも言えることですが……。

所々に挿入されるエピソードはとても興味深いし作り込まれている気がします。そもそも世界観設定、キャラ設定、シナリオ設定の三本が映画か大河ドラマ並みに緻密に構成されているようで、どのページを見てもその「深さ」が伝わって来ます。D.S.とカル、ネイの馴れ初めとか、D.S.が筆頭に立って世界支配しようとした顛末とか(小説版のほうで明らかになっているらしい?)、ミカエル、ウリエルら天使たちのあれこれとか。

個人的にはウリエルとアムラエルの兄妹の過去エピソードが好き。まあウリエルの記憶という形で断片的にしか描写がなかったので本音を言ったらウリエルが死の病になった理由」とか「二人が見た"鳥"の実態」とか細部が気になるのですが。

ところがどうしてもD.S.がしようとしている事が明確になって来ない。

まず何をしたいのか、という事と、その「やった」事に対してどんな変化が齎されるのか、ということが予想できないを通り越して空白にしかならないのです。

結末はどうやって迎えるのかを心配する一方、この作者さんはいきなりスパンッと説明なしで終焉させちゃったりしないだろうかなんて考えも募ったりします。もちろん失礼な意見ではありますが、「そういう終わり方」もBASTARD!!らしいのかな、と思うと納得できる部分もあったりなかったりするという。

さて、このような疑問点を払拭したいがためについにHAQ本(はっきゅーぼん)を買っちゃいました。ふう……

これはキャラや世界観についての質問を作者自身が回答したもののまとめ本です。ほとんど全てがネット上でのやりとりだったようで、掲示板の投稿された質問記事に対して萩原さん本人がレスするというものを一冊にまとめてしまったもののようです。

とはいえ、ほとんどが2000年前後の記事ですし、10年以上経過した今ではがっかりせざるを得ない中身。まあ巻数(ストーリー)自体はそこまで進んでいないのでまったく参考にならないというわけではないのですが、うーん。

やっぱりBASTARD!!-未使用・改訂版-か……。カルは好きなのでそれだけでもと思いますが、しかし同人誌扱いみたいなのでAmazonで買えない=古本がないという。送料手数料込みでほぼ2000円オーバー、うーんうーん。