あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

gunsooさん、昔懐かしDQゲームブックで遊ぶ

ゲームブック ドラゴンクエスト6幻の大地〈1〉幻の大地 (エニックス文庫)ゲームブック ドラゴンクエスト6幻の大地〈1〉幻の大地 (エニックス文庫)
(1996/04)
不明

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出版された時期はもう二十年近く前になるのですが、DQ小説や四コマ漫画と共に気に入って今でもたまに読み返しているのがこのゲームブックシリーズ。

ゲームブックというものを知らない人に説明したいと言いたいところなのですが(最近でも出版されているとは思いにくいし)、後に詳しく書きますがDQゲームブックと他の一般的なゲームブックとはちょっとだけ毛色が違うらしいので説明しづらいのが事実。うーん。

頑張って説明しますと、とりあえずDQゲームブックで限って言えば「小説のように読んで、たまに出る分岐や行動選択に乗っ取って指示されたページに移動しながらチェックシートを埋めて行く」という小説と隣り合わせの、ゲームを本の中に移動させて遊べるものにした……というもの。

例えば一巻一ページ目を読んでいくとプロローグの後に「→1へ」などの指示メッセージが書かれており、メッセージに従って「1」と銘打たれた文章を探して読み、また最後にある指示メッセージに従って次の数字文章を探す……というのが基本的な読み方。ちなみにこの数字はページ数ではなく、3行~構成されている各ページにある文章のまとまりを示しています。

たまに「○○に行く場合は→52へ ○○に行く場合は→129へ」などの分岐が存在し、違ったルートが展開したり別のイベントが起きたりします。戦闘もこの分岐で行い、「○○の呪文を唱えるなら→220へ 剣で攻撃するなら→177へ」といったように戦闘の決定権も読者に委ねられています。

ただ、DQゲームブックに限ってと言わせてもらったのはゲームブックのコアなファン様方にとってみればDQゲームブックは他のゲームブックと違って「ヌルい」、つまりゲームブックではないとまで考えられてしまっているらしいのですね。というのも単に小説を読んでいるに過ぎない感じというか、選択肢による大幅な変化が見られずどれを選んでも結果的には大筋ルートにまとまってしまうというのがゲームブックファンの間では憤りを感じている様子。

確かに戦闘があってもゲームオーバーがないRPGみたいで緊張感という意味ではほぼゼロ、また文章も少ない原稿に無理やり詰め込んだみたいな(実際にそうなんでしょうが)説明口調の短いものが続いており、一度二度なら楽しくても四度五度は飽きるかなという感じではあります、が!

チェックシートやレベルアップ表、アイテム表と睨めっこしながらページを進め、戦闘でのHP減少増加や様々なダンジョンでの分岐選択の悩み、シートにあるのに手許には無い取り逃したアイテムや買い損ねた装備などへの未練、隅々まで回って魔物退治して経験値を貯めてレベルアップしたお陰で難局を切り抜けられた時の嬉しさ、時折出てくるイラストなどなど、ゲームを実機でプレイしているのとはまた別の角度からプレイしているような気分にさせてくれるのが一番の魅力なのです。

単に小説を読んでいるだけでは味わえない面白さは、DQ小説の多くが作者さんのアレンジやオリジナル性が施されているパロディ小説風味である事とは対照的に「完全にゲームのストーリー重視」で書かれているのも個人的には嬉しかったです。ゲームサントラで言えば原曲重視って感じ。

このゲームブックシリーズはDQ1~6までが出版されていたようですが、その他にもMOTHER2ワンダープロジェクトJトルネコの大冒険などからも出ていた様子です。小説もあるMOTHER2はともかく、関連漫画や書籍が少ないワンダープロジェクトJでもゲームブックがある事に驚いてさっそくAmazonで探してみたのですが残念ながらヒットせず。。レアになっちゃってるのかなと思うと余計に欲しくなる心理。

FFも2だけじゃなく他のシリーズでもゲームブック作ればよかったのになー。