あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

小説 in悪の教典

また間が空いてしまった……

ひたすらFF14の日々です。さらっと経過報告しますと、黒と白のレリック手に入れてバハムート一層突破しました。

迷宮バハムートはしかしボス戦が本当に疲れますね、白で行って二層も行けるところまで行ってみたのですがほとんど進まず。アラガンロットってよくわからない。

さて、購入してからずっとほったらかしてたのですがやっと読み終えました。

悪の教典悪の教典
(2011/11)
貴志 祐介

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おおまかなストーリーといえばバトルロワイヤル+サイコパスというか……欠点なしの若手教師である蓮実聖司が学校で巻き起こすサイコホラーサスペンスです。

新世界より」が個人的にツボってしまったほかにも以前から貴志裕介の作品は好きでしたが、この「悪の教典」は確かに面白いけどなんかありがちな話でまとまったかなあと。というのも、バトルロワイヤルをはじめとして高校生同士が理不尽な殺戮や脅威から知恵を駆使して逃げ回ったり戦ったりするお話は結構あるんですよね。

私もそんなに数多くは読んでいないですが、その少ない読書経験の中から見ても特にこの「悪の教典」だけが突出した異色作というほどでもなく、生徒たちが仕掛ける罠とか仕掛け、トリックの類も予想の範囲内に納まってしまっていてがっかり……

と思ったのも束の間、ラストまで読み切ってみると分かるのはこれはホラーでもサスペンスでもサバイバルでもなく、トコトンまでひたすらに「悪」についてを教えてくれている本なのだと分かります。蓮実という教師の顔をした怪物の緻密なまでの計画や犯行も文字を追うだけでウエッとなるほど恐ろしいし最後の最後、本当に最後の一頁まで徹底して正義を放逐した悪の本髄が描かれています。

新世界より」のラストでは愕然としたものですが、この「悪の教典」のラストは呆然としました。

さて、映画版もちょうどよくレンタルできそうなので見ておこうかなあ。貴志さん本人が映画にも登場するというパターンは「鍵のかかった部屋」ドラマでもありましたが、ちょっと楽しみ。