あるひまじんの日記

今日も世はこともなし。

ザンキゼロをやってみた【ネタバレ微弱】

GWは結局、たまーに近場に出かける程度であとはえんえんとインドア生活しております。というのもPSストアのGWセールでザンキゼロがついに割引価格で登場してくれたからなんですねえ。

本編のみVerなら62%OFF(¥7,776→¥2,954)なら、こりゃ買うしかないというわけで即買いしちゃって以降ハマっちゃっております。

 

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画像はPS公式より

たぶん、私もそうですが公式にあるスクショや動画を見てもいったいなんのゲームなのかわからない人のほうが多いと思います。

なんとなくグラフィックがPS4の最新ゲームと比較するとショボいというか、携帯用ゲーム向けなのかな?と思ってた程度であとはもう初期知識ゼロで突撃してきました。

 

結論から言うと携帯ゲーム機(PSV)プレイのほうが確かにグラの点だけはちょうどいい感じはありますがそれ以外、特にプレイの臨場感やこのゲームで重要な要素であるテキストとそれに伴う演出は大画面でのプレイが一番だという感想になりました。

 

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主人公は8人。「ガレキ島」という孤島に流れ着いた記憶をなくした他人同士の青年たちです。流れ着く前に自分たちがなにをしていたのか、そしてどうしてこんな瓦礫だらけの世界になってしまったのかという一切の記憶を誰も持っていない、というところからスタートします。

導くのはエクステンドTV」という、島に設置されているテレビで放送される謎のアニメ風番組。右も左もわからないままに、とにかく導かれるまま共同生活をしながら謎を解き明かしてみよう…という導入部。

 

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この素晴らしい導入。流行りは過ぎたとはいえ漂流系やデスゲーム系の、中二病をくすぐられるわかりやすい入り方。といって、もちろんありがちな予想通りのストーリーではありません。

というのもこのゲーム、ダンガンロンパシリーズなどを手掛けたスタッフによる最新ゲームでもあります。あのカジュアルポップな雰囲気ながら漂うどこかアブノーマルな雰囲気はこのザンキゼロにも健在です。

 

 

以下、微弱ながらもネタバレあり。

ストーリーはとりあえずとして、システムは(細部こそ違いますが)俺屍に似ています。キャラクターは序盤のストーリーで説明があったのち、一定間隔で老化しやがて死亡します(モンスターにやられて死ぬのも同様)。死体は消えてしまいますが、とあるゲーム内設定により何度でも生き返らせることができるというシステムになっています。

生き返ってもレベルやステータスはそのまま、ただし年齢は幼児まで戻されてしまいます。幼児→青年→壮年→老人というループのなかで、それぞれのステータスも変動します。

 

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画像は公式サイトより

ゲームそのものは昔懐かしいマス目の3Dダンジョン。一人称視点で立体的なダンジョンを移動し、現れる敵のまん前まで移動して武器を振り回したり攻撃を移動して回避したり。昨今のアクションRPGのような戦闘ではないので戸惑う人もいるのかもしれません。3Dダンジョン全盛期はだいぶ昔になってしまったしなあ……

 

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無論、戦闘は要素のひとつでしかなく大きな意味では「文明の消えた世界でサバイバル生活をしよう!」ということになるので、使える素材をあちこちからかき集めてきてとにかく住みやすい空間(ベース)を作るということもゲームの重要なポイントです。

 

特に面白いステータスとしては便意というものがあり、スタミナ回復のための食事をすることで蓄積されていくこの便意がたまりすぎるとキャラクターはお漏らしをしてしまうという最悪なことに(笑)

 

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しかもお漏らしはネタ演出ではなくれっきとしたバステ(バッドステータス)でもあり、そのキャラが一定時間無力化してしまうなど弊害が発生。もちろん、RPGでおなじみのマヒや毒といったバステもあります。

 

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さて、「サバイバル生活」がゲームの根幹であるなら、ゲームの目的はこの世界の状態と自分たちの置かれた状況の解明と、すべてを含めた未来を切り開くことにあります。

キャラ同士はまったくの赤の他人だったはずなのに、だんだん解明されていく共通点やきれぎれの記憶、そして各地の廃墟に眠る、キャラに関連したバックストーリー。

 

特にキャラクターの8人はプレイしてエクステンド(蘇生)するたびに愛着がわいてきてしまい、各地にあるちょっとしたイベントシーンなどで聞けるそれぞれの表情やセリフが楽しみになってしまいます。

真面目系メガネの日暮ハルト、緊縛アーティストのムードメーカー三花締リョウ、童顔系ニヒリストの玖保田ゼン、筋肉系小児科医の一葉マモル、清楚で優しい芒野リンコ、大財閥・大企業トップご令嬢の真白ユマ、明るく強い婦人警官の瀬戸内ミナモ、天真爛漫な比良坂サチカ

この8人の実態がストーリーを経るごとに明確になってくるのがまた面白くてコントローラーが手放せません。

 

 

さて、もちろん個人的には面白くてオススメしたいところは山々なのですが、いくつか難点かなあという点もちらほら。主に3Dダンジョン部分でちょっと困るものがありますね。

 

まずは、ミニマップに敵の位置が記載されないということ。そのために素早いモンスターなどにいつの間にか背後を取られてしまい不意打ちを食らうなどは、後半は茶飯事レベルで発生してしまいます。ダンジョン自体も薄暗い場所ばかりなので難易度に拍車がかかりっぱなし。もっとも、モンスターはだいたいが移動音を出しているので耳を澄ませば接近に気が付かないということは少ないのですが……

 

また、階段などフロアが区切られる場所の真横にもモンスターが発生することがあります。

このゲームでの戦闘は基本的に「チャージしつつ素早く敵の背後や側面を平行移動などで取って攻撃を当てて、敵からの攻撃は一切食らわないようにする」というのがセオリーパターンになっているのですが、階段を移動して次フロアで目の前に正面向いたモンスターがいると必然的に動くこともできず、そのまま何発も食らう羽目に。戻るためには後ろを振り向かないといけないので、やはり一撃は食らってしまいます。

そのモンスターが雑魚であればチャージなしで打撃をばこばこ当てれば処理できるかもしれませんが、そこそこ強い中雑魚などの場合は大変です。しかもいったんフロア移動して戻って来てもモンスターは移動していないことが多いので先に進みたいなら倒すしかありません。

階段の周囲8マスくらいは雑魚は出現・移動できないようにしてほしかった……

 

 

最後の難点、これが一番致命的ともいえるのですが素材集めがとにかく面倒くさい。

素材はクリア済の廃墟(ダンジョン)や敵を倒したりすることで手に入れることになるのですが、素材を落とすモンスターの絶対数がそれぞれの廃墟で少ないうえにリポップするまでに時間がかかります(最悪、いったんベースのガレキ島まで戻る必要がある)。

このゲームはキャラに年齢が設定されているのは前述したとおりなのですが、ベース→廃墟、あるいは廃墟内でのフロア移動で日数経過をした時に加齢が発生します。そのため、素材を求めてフロアを進めば進むほどキャラは老化してしまい、時には老衰で死亡してしまうということも。

 

この素材集めは装備作りにしろ道具や食事作りにしろ、ザンキゼロにおいては避けて通れない周回プレイ。チョコボの不思議なダンジョンシレンなどのようにもっとさくさく集まるようなシステムにしてほしかったなあと切に思ってやみません。

 

とはいえ、練り込まれたストーリーとキャラの魅力は欠点を補って余りあります。GWセールということでもありますので、興味がある人はぜひ。